みなさんは、FIREという言葉をご存知でしょうか?
Financial Independence, Retire Earlyの略称で、
経済的自立と早期退職を目指すムーブメントです。
私はこのムーブメントを耳にした時、
「私の人生は、トータルいくらかかるんだろう?」と思いました。
FIREするには年間支出の25倍の資産が必要と言われています。
つまり年間400万円かかる人なら、必要な資産は1億円というわけです。
今回は、人生を終えるまでに大体いくらかかるのか?という視点から、
幸せな生き方を死ぬまで継続する方法を考えたいと思います。
この記事は、こんな考えの方にオススメです
- 人生のトータル支出を考えてみたい
- FIREに興味がある
- 幸せな生活を送るためのベストな方法を探している
それではいってみましょう!
結局、死ぬまでにいくらかかるのか?
私達は、その身が尽きるまでにいくらの資産を持っていると幸せなのでしょうか?
もちろん幸せを感じるために必要な額は人それぞれです。
それを前提とした上で、私の場合における人生のコストを試算してみます!
まず私は誰かと共に歩む人生の方が楽しそうだと感じているので、どこかのタイミングで結婚し、子供を授かったとします。
子供は2人いた方が助け合えるので、2人としましょう。
私には両親と妹がおり、4人家族なので、上記のケースに当てはまります。
つまり私が今の幸せな生活を維持するには、両親の収入を考えれば良さそうです。
両親の年間平均手取りと、労働期間を考慮すると、ざっくり4億ほどになります。
(これとは別にそれぞれ副業もあるので、本当はもっとあるかもしれませんが、一旦本業のみでシュミレーションします。)
両親は子供を2人育て、2人共中学校から私立へ送り、住まいにもお金をかけています。
旅行もたくさん連れて行ってもらいましたが、教育・保険・車を除いた額は全て生活費とします。
概算すると、おおよそ生活費と月々の住宅ローンで毎月40万円程度となりました。
人生100年で長めに見積もり、子供の独立後は二人の生活費として30万円を見込みます。
さらに80歳以降のローン支払いはないものとして、生活費のみ20万円とします。
そうすると、25歳から働き始めたとして、100歳までに
40万×30年➕30万✖️25年➕20万✖️20年=2億8200万円(両親100年分の生活費)
たとえ両親が平均90まで生きなかったとしても、最低2億5000万くらいでしょうか。
これに教育・保険・車関連の費用を合わせると、ざっくり4億円必要です。わお。
4億円を年間支出(75年分)で割ると、533万円ほどになります。

生きてるだけで、こんなにお金がかかってたのか!
4億稼ぐ両親の凄さを改めて実感しました。
では次に、4億円を用意するためのシュミレーションをします。
まずは共働きで定年まで働いた場合を考えてみます。
同じく25歳から60歳まで共働きをしたとして、
4億➗45年=890万円
全て労働による資産で賄おうとすると、とてつもない額が必要です。
しかも2馬力で定年までずっと健康に働き続けなければいけません。

一般的なルートではあるんだろうけど、なんだか大変そう、、、
次は片方がFIREを目指す場合を考えます。
先ほどの生活費(住宅ローン含む)を25歳から100歳までの75年で割ります。
2億8200万➗75年=376万円
上記のように年間生活費をおおよそ400万円とすると、FIREするには1億円を準備する必要があります。
教育・保険・車(トータル約1億2000万円)も合わせると2.2億円です。

さっき4億必要だった資産が、約半分の2.2億になってる!残りの2億はどこへ行っちゃったの?
実は、残りの2億は投資でお金自体に働いてもらうことで解決しちゃうんです。
FIRE用に準備した1億をインデックス投資に回し、それを4%の定率で崩していくと、資産は失われるどころか増えている確率の方が高いという研究があります。
もちろん投資なので元本が必ず増えるという保証もないのですが、4%の黄金率を守ること、そして長い目で見て価値が上がる投資先を選んでいれば、失敗しにくい方法です。
この失敗しにくい投資方法は後日詳しく解説するとして、まるで魔法のような4%ルールを守り、1億円を担保し続けたとすると、理論上は毎年400万円を利益として受け取ることができます。
これで毎年の生活費376万円は賄えてしまうというワケです!
では話を戻して、生活費2.2億円の準備方法を検討します。
たとえば男性が1250万円、女性が500万円稼ぐとすると、女性の手取りは400万円。
これを生活費として男性側の手取り1000万円を投資に回すことで、理論上は10年で1億円を準備できます。
ただ子供ができた場合は給料が女性の下がることもありうるので、3〜5年程度達成時期がズレることもあります。
それでも10年でFIREを達成したとします。
この時同い年の夫婦なら共に35歳です。
仮に女性が35歳でFIREし、男性が60歳まで男性の収入から500万円投資したとすると、
(2.2億➖1億)➗500万=24年(男性59歳)
おお、ギリギリ!でも定年を迎えるまでに達成できる計算になりました!
女性の入金が途絶えた35歳からの投資額は下がりますが、それでも不可能ではないことがわかりました。

そもそも男性で手取り1000万、女性の手取り400万を達成することが高難度だけど、ここは自分も頑張りたいし、相手にも頑張って欲しい金額です!
最後に両方FIREを目指す場合を考えます。
トータル支出2.2億を二人の手取り合計で割ります。
さっきは計算しやすくするため男性側の年収を1250万円としましたが、今回は二人で1500万円(手取り1200万円)で計算してみましょう。
するとこのようになります。
2.2億➗(1200万ー400万/年間生活費)=27年と6ヶ月(53歳頃)

二人ともFIREを目指した場合でも、定年の60歳より5年以上早く達成できるんだ!
情報が出揃ったところで、次はどのタイミングでFIREすべきなのか検討します。
FIREするとしたらいつ頃がベストか

FIREがそこまで非現実的ではないことはわかったけど、結局FIREすべきなのかな?するとしてもいつがベストだろう?
ここまでFIRE自体は難易度は低くないものの、実現可能性もあることがわかりました。
とはいえ、実際はどのタイミングでFIREするか、悩ましいですよね。
ちなみに私は両親と同じく副業の一環で不動産投資にも挑戦してみたいと考えていますが、マイホームを持つこと自体にそこまで憧れはありません。
それよりも、若くして経済的自由を達成する方が有意義じゃないかとさえ思っています。
さらに今の恋人にはなりたい職業があり、実現できればきっと定年まで働くことを希望するんじゃないかと思っているので、FIRE願望は薄そうです。
もちろん本人に聞いたわけじゃないので、希望があれば二人でFIREして世界中を旅するのも素敵だな〜なんて思っているのですが。笑
そして実は私も、今のところお仕事は楽しいので、続けていきたいんですよね。
別に今の仕事を辞めたくてFIREを目指しているわけでもないので^^;;
だから私の今の結論としては、
40歳までにFIREできる状態にしておき、その時どうしたいかでFIREするか決める
この方法が合っている気がします。
金額にすると40前に手元の現金を含めて1.1億程度を準備できればOK。
これが一番しっくりきました。別に無理にFIREする必要はないもんね!
逆にいつか今のお仕事が嫌になったとしても、別のところで200万円を細々と稼ぐのはそんなに難しくなさそうです。
そう考えると心が軽くなりますね♪
またFIREには、完全なFIREのほかに、サイドFIREという方法があります。
これは生活の全てを投資の利益で賄うのではなく、短時間の労働で収入を得ながら、投資からの利益とダブルインカムで生活をしていくスタイル。
たとえば生活費の半分を労働で賄うなら、FIREに必要な金額も半分になります。

部分的に働いて遊び暮らすなら、時間も自由に使えてお金の不安も和らぎそう!
ますますFIREの実現可能性が高まってきました。
これなら今の生活を維持しながら、自由も手に入れることができそうです!
でもFIREを達成したとして、本当にそれが私にとって幸せなのでしょうか?
幸せに暮らす=不労所得による生活なのか?
最後は幸せについて定義してみたいと思います。
先ほども少し触れましたが、私はそもそも仕事が好きです。
だから別にあと15年で会社を辞めたいわけでもないんですよね。
むしろ仕事によって社会との繋がりを保ちたいので、仕事は長く続けたい。
あと昔から母はイキイキと仕事をしていて、数年家にいた頃は生気を失ったようにPCの前でボーッとしていた姿をみていたので、私も家事が向いている方だとは思えないんです。
だから大前提としてできる限り働いていたいということ踏まえた上で、
それでも「働くしかない」状態で働くのと、「働いても、働かなくてもいい」状態で働くのでは全く状況が異なります。
きっと後者の方が心の余裕が生まれますよね。
つまり私が目指すべきは、やはりFIREすることではなく、FIREできる状態を作っておくということになりそうです。
30代でFIREを選択できる状態であれば、
- よりリスクが高い職種ややりたい仕事にチャレンジしたり
- 結婚や出産を機に仕事を離れる選択ができたり
- 仕事にかける時間を調整したり
こういった選択ができる状態ならば、ライフイベントによって不安定になりやすい女性の場合は特に人生の不安を和らげることができるのではないでしょうか?
私にとって幸せとは、人生の選択肢が増えることです。
誰かに指図されることなく自分の人生の梶を自分でとるということは、この上ない幸福です。
だから無理して節約して経済的な自由を叶えたいというより、適度にお金をかけて今しかできないことを楽しみたいし、今を生きる楽しみを味わいたい。
そう考えると、たとえば平日の半分は働いて所得を得て、そのお金で海外旅行へ出かけるとか、そういう生き方の方が性に合っているかもしれません。
さらにお金の心配がないようにしておけば、たとえパートナーが夢追い人であったとしても、心から応援することもできると思うのです。
自分もパートナーも、将来生まれてくるかもしれない子供も、お金が原因でやりたいことに挑戦できないなんて、絶対になりたくない。
だから頑張れるし、頑張りたいと思えます。

お金に自分と一緒に働いてもらうことで、お金も自由も手に入れた状態が私にとって最高の幸せと言えるかも!
このように、幸せの形は、人によってさまざまです。
お金は大切ですが、それが全てではありません。あくまで売買するためのツールです。
余談ですが、うちの両親はとても仲が良いです。
離婚の「り」の字も出たことがありません。
そこで私が両親に結婚生活をうまく送るためのコツを聞いたところ、こんな答えが返ってきました。

何といっても、お金に困らなかったのが一番かな。お金だけじゃ家族になれないけど、離婚の原因の8割はお金絡みだから。お金のあるなしは心の余裕に直結するんだ。
この話、なるほどなと思いました。
確かに一度は結婚していた二人が性格の不一致なんてバンドみたいな理由で別れるのは不自然な気がします。
実際は金銭感覚の違いや、収入面の不満などが離婚の大きな理由になるのかもしれませんね。
お金に振り回される人生よりは、やっぱりお金と上手に付き合う方が幸せに近づきそうです。
まとめ:お金と一緒に働いて、自由を勝ち取ろう!
ここまでの項目で、以下3点について考えました。
- 人生を歩む上で必要な金額
- FIREムーブメントに乗っかるべきか
- 幸せに暮らすには、どうすべきか

私の場合、40歳までに1.1億の資産を形成し、サイドFIREを視野に仕事と自由な時間のバランスを取りながら、家族の人生の選択肢を増やしていくことが幸せな状態といえそうです!
現時点で幸せになるための指標ができたことで、資産を形成するモチベーションができました。
きっと資産形成中に様々な誘惑がやってきても、目標を失わなければ大丈夫。
元々資産形成の目標を持って投資に手を出した頃からムダ遣いは減っている実感があったのですが、今回の人生支出を見直したことでますますムダが減りそうです。
みなさんも生涯支出を試算して、自分の人生をコントロールしてみませんか?
その先にはきっと、自由で豊かな未来が待っています。

私は今回しませんでしたが、独身の場合も算出しておけば個人目標も作れると思います!お互い頑張りましょうね♪
お金の知識を身につけて実践することで、お金と一緒に働いて自由を手に入れましょう!
もしあなたが目標を宣言することで頑張れる私と同じタイプなら、この記事のコメント欄を活用してください。
実現に一歩近づくかもしれませんよ^o^
それでは今日も1日お疲れ様でした💓
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